今年も暑い日差しと紫外線の強い季節がやってきました。
紫外線は頭皮と髪にかなりのダメージを与えます。
受けたダメージは、夏を超えて秋や冬まで影響します。
それらのダメージが年々蓄積され、深刻なトラブルになることもあります。
少しのケアで、ダメージはかなり軽減されるので、ぜひ今年の夏から始めてみましょう!
この記事では、自分にとって最適なUVケア商品が選択できるように、UVケア商品を選ぶ基準とUVケア商品の特徴について説明します。
UVケアの種類は大きくわけて5つ
ヘアケア用のUVカット商品は、スタイリング剤と同じような種類があります。
それぞれ特徴を解説します。
|UVスプレー
髪の表面に薄い膜を形成し、紫外線から髪と頭皮を守ります。
ヘアスタイルに影響がないので日中の重ねづけにも最適です。
|UVミスト
毛髪の内部にまで浸透するため、補修効果期待できます。
スプレー同様に、手軽に使えるのもおすすめです。
ただ髪が濡れるので外出先での使用にはあまり向いていません。
|UVミルク
ミストのように、髪の内部へ浸透するため補修効果が期待できます。
また保湿効果もあるため、ダメージ毛さんのスタイリングとUVケアのW効果にもおすすめです。
|UVオイル・バーム
毛髪表面に保護膜をつくり、紫外線から守ります。
束感を出すようなスタイリングを好む方におすすめです。
普段のオイルやバームの代替えとしても使えます。
|UVセラム
頭皮のUVケアならセラムが最適です。
塗布した後、地肌をマッサージするように全体的に広げます。
地肌の血行もよくなるので、頭皮ケアにもおすすめです。
UVケアの選び方
UVケア商品を選ぶ際に指針となるのがPA値とSPF値です。
それぞれ、A波とB波を防ぐための数値が表示されています。
|PA値とは
「Protection Grade of UVA」の略で、A波の防止をするためのものです。
A波は真皮にある弾性繊維を破壊するため、それが肌のハリなどに影響を及ぼし、シワやたるみ、頭皮のトラブルとなります。
また真皮を守ろうとする働きで、メラニン色素が働き、肌を黒くさせるのもA波への防止の働きによるものです。
PAのプラス「+」の数が多いほど防止効果が高まります。
|SPF値とは
「Sun Protection Factor」の略で、B波に対する防止効果を示すものです。
肌に炎症を起こすため「シミ、そばかす」の原因になります。
肌の表面へのダメージが強く、火傷のような痛みを伴うのもB波が原因です。
SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示され、数値が大きいほどその防止力が高まります。
効果的なUVケア対策とは
PA値とSPF値は数値やプラスが高ければ高いほど効果も上がりますが、肌や髪への負担も大きくなります。
ただ数値が高いものを選ぶのではなく、乾燥肌さん、敏感肌さん、ダメージ毛さん、軟毛さんなど、それぞれのタイプにあったものを選ぶことが重要です。
また、シーンに合わせて使い分けをするのもおすすめです。
例えば、朝の支度の時に自分の肌にあったミルクやオイルタイプで毛髪や、頭皮のUVケアをします。
外出先では数値が高めなスプレータイプで、髪の表面を保護します。
このようにシーンによって使い分けをすることで、余計な負担を肌にかけることがなく紫外線から守ることができます。
当サロンのスタイリストに効果的な対策やへスタイルなど、お気軽にご相談ください!